「セリング」から卒業するときがきました。

マーケティング基礎

2020.03.27

朝香 和直

マーケター朝香 和直

こんにちは、朝香です。

私がこのLOCAMA!記事を書きはじめて、間もなく1年が経過します。
WEBマーケティングといった業務に携わり、同じく1年と少し経過したところです。

今更ではありますが、簡単に自己紹介をさせて頂きます。

私は元々求人情報誌や地域情報誌の営業、いわゆるメディアの営業を10年以上経験してきました。

決まった枠を決まった金額、決まったスケジュール、決まった特集で営業活動を行い受注し、原稿を作って掲載、その反応測定を行い、反応により次回の提案を実施、リピートをもらう、といった活動を繰り返してきました。

新規営業所の立ち上げや新規媒体の立ち上げなどに参加する事も多く、自社の商品を「今日売るためには何をすべきか」といった、「セリング」を強く求められてきました。

こうしたメディア営業からWEBマーケティングという仕事に就き、「セリング」と「マーケティング」の違いについて考えされられる事が非常に多いので、この2つの違いについて深堀りしてみようと思います。

セリングとマーケティングの違い

セリングとは?
ざっくり言うと、商品やサービスの売り上げを高めるための営業活動。マーケティングと同義にされることもありますが、セリングは「既にある商品を売るために何をすべきか」という考え方であり、“営業目標を達成するために”や“この商品を〇〇個売る”のようないわゆるプロダクトアウト型の活動だと捉えています。

世の中の営業職といわれる大半がこの活動をしているのではないでしょうか。

マーケティングとは?
多くの経営学者が様々な定説を唱えております。

・ピーター・ドラッカー氏
「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである。」

・セルシオ・ジーマン氏
「商品をより多く販売し、利益を上げる事」

・フィリップ・コトラー氏
「ニーズに応えて、利益を上げる事」

と、唱える方によって様々な捉え方をされています。
広義で考えると「売れる仕組みをつくること」になるのではないでしょうか。

この2つを経験してきた私としては、

セリング=売りたいものや決まったものをとにかく売る、売り切る
マーケティング=顧客の事を知る。望むものを生み出し、利益貢献する

というような違いがあるかと思います。

「セリング」ばかりを経験してきた私としては「顧客を知る」といった活動になかなか慣れず、手前都合な提案ばかりしてきたなと反省をしているところではありますが、マーケティングの仕事には決められたものはありません。

顧客を知る、顧客の求めているものを考える、プランニングし、成果を還元するといった仕事はとてもやりがいのあるものだと思えるようになってきたところです。

企業目線で商品やサービスを作る、利益を上げる活動は社会の中でとても重要だと思います。

しかしそれが顧客の求めているものでなかったり、無理やり売り込まないと売れない可能性があるのであれば、セリングはいずれ選ばれなくなってしまうのではないでしょうか。

顧客を知る、決して手前都合にならない、ないものであれば自ら生み出す。こうした気概でこれからもマーケターとして精進していきたい!

といった自分語りに最後までお付き合い頂きありがとうございました(笑)。

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