観光地「熱海」に住む市民にこそ、還元を。

ローカルコラム

2018.11.13

朝香 和直

マーケター朝香 和直



今年の5月から熱海市で家族3人(妻・娘)と暮らしています。

熱海市といえば日本での有数の観光地ですが、
数年前までは観光客の減少に悩まされ2011年には200万人少しまで落ち込んだそうです。

しかし今では週末になると駅前には多くの観光客であふれ、
主要道路である135号線沿いも県外ナンバーの多くで渋滞が発生しています。
2015年には14年ぶりに300万人に回復し、2016年、2017年も更に増加傾向にあるそうです。

熱海市民としては、ここまではとても喜ばしいことなのですが…

観光シーズンとなると、全く車が動きません。。。
近くにスーパーに行くにしても全然進まないことも…。

メディアでは「地方創生の成功モデル」「日本有数の観光地」と称されることも多いですが、
そこに住まう住民からすると良からぬ点もあるのかなぁと感じてしまいます。

ではなぜこう感じてしまうのか?

  • 観光で得た収入が地元の人に還元されている実感がわきづらい
  • 地元に住んでいる人間へ還元されている認知がされづらい
  • 不便に伴う費用対効果を感じる事ができづらい

そこで、観光地「市民アンバサダー」登録サービス

自分もこうした仕事をしていながらも一消費者、市民です。
であれば「あったらいいな」というサービスを勝手に発信しちゃおうと思います。



地元民にしか知りえない“意外と熱海”の情報を、
熱海市の公式SNSに投稿をしてくれるアンバサダーを募集!

その1日にきた熱海市への観光客をアンバサダーへ提示し、観光客1組に対してポイントを加算。
週ごとにポイントを集計し貯まったポイントをアンバサダーに分配し、市内のお店で使用できる仕組みを作ります。

●観光客へのメリット
アンバサダーが増える=意外と熱海の情報が増え、より熱海への興味関心が高まる
→「観光客がもっと増える!」

●地元民市内へのメリット
熱海市での買い物がお得になる=感じているデメリットの対価として納得感がある
→「アンバサダーが増える!」

※自分たちが観光地として評価されていると感じると、地元にもっと誇りが持てる
 → 流出を防ぐ効果もある → 具体的な市の取り組みを見えるかする事で共感(エンゲージメント)が生まれる!

●熱海市へのメリット
観光客・アンバサダーが増える → 熱海市のPR材料が増える
→ 市の財源が増え、設備投資、イベント投資につながる

観光地の今後は、地元に住んでいる人に共感してもらう、味方になってもらう、
こういった取り組みが増えれば増えるほど、
地元民・観光客・行政の3者が幸せにあると思います。

それこそが、本当の意味での地方創生だと考えるのです。

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