地方×工務店にとってのブランディングとは?

ローカルコラム

2020.09.30

朝香 和直

マーケター朝香 和直

こんにちは、朝香です。

先日、ローカルでのブランディング再生を考えるをテーマにしたウェビナーを実施いたしました。
【ウェビナー振り返り】コロナ禍×地方×ブランディングを再構築する。~第1講座編~

コロナ禍において、より企業の持っているイメージや商品を想起させることの重要度が増しているため、多くの方にご参加頂きました。

ブランディングを簡単にご説明すると、

・企業の属するカテゴリにおいて社名や商品名が想起される
・ユーザーの「こう思う」と企業の「こうありたい」がマッチしている
⇒「どう思われたいか」という事が非常に大切です。

「ブランディング」という言葉は非常に曖昧です。

貴社のブランディングってどこですか?と伺うと、「うちのブランディングは広告を出さず、口コミで評価されること」とか「富裕層を対象にしているからインテリアを特定のメーカーで統一している」など、自社が今「実施している」ことについてお答えいただくケースが多いように感じます。

これも間違いではありませんが、なぜそれを実施したのか?の中には必ず「こう思ってもらいたい」といった理由があったのだと思います。

この「こう思ってもらいたい」をぶらさずに徹底できるかが非常に重要だと思っています。

また、ブランディングを形成するのは経営陣だけではなく、すべての従業員が企業一丸で実施をしなければ意味がありません。

簡単ではありますが、私朝香の考えるブランディングで重要な要素を住宅工務店に置き換えた際に、企業として考えるべき事(=どう思われたいか)を役割ごとに考えてみました。

【営業・現場】
①「あの工務店の営業はゴリゴリくるね」
②「あの工務店の営業はスマートだね」
③「あのマークや色の社用車〇〇」だ

営業のアプローチ手法から社用車に至るまで、ブランディングを形成する上で営業や現場で実務をこなしている人は非常に重要な役割を担っています。営業や現場とコンセンサスを取ることはかなり大切です。

【設計】
①「一貫したデザインを追求する」
②「顧客ニーズに合わせて様々なデザインを手掛ける」

見学会や広告媒体の活用をする上で、住宅のデザインは生命線です。今の時代、SNSの台頭により、良いものも悪いものもすぐに拡散をします。建物と企業のイメージを合致させることも非常に大切です。

【施工管理】
①「親しみやすくて、何でも相談できる」
②「近づきづらい雰囲気があるけど、仕事も早くて丁寧」

建築現場で作業をする人のイメージもブランディングを形成しています。工務店の中には施工をする人間の服装を統一している会社は少なくありません。会社や業種へのイメージアップとして既に取り組まれていることですが、これも大事なブランディングだと思います。

【企画】
①「流行りを取り入れて企画を実施する」
②「見たことのないような企画を実施する」

企業が販促活動をする上で、もっとも「どう思われたいか」を意識しなければいけない役割を担っていると思います。対ユーザーに向けて、意思や意図のある情報発信をできるかできないは大きな差になります。

【経営陣】
①「石橋を渡るような堅実な経営」
②「リスクは大きいけど革新的な経営」

私自身会社の経営者ではないので偉そうなことは言えませんが。伸びている会社の経営者の話を聞くと、①②どちらだったとしても、決めたことを最後まで続けられる、ブレない姿勢が従業員・ユーザーに伝わり、それこそが何よりのブランディングなのだと感じます。

長文となりましたが、企業が部分部分で変化するだけではブランディングを形成することは難しいと言えます。

企業で働く人間全てに浸透させるよう働きかけ、ユーザーとのGAPをなくすことで初めて成り立つのではないかと思っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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