みんなの手で進化するキャラクターマーケティング。

ローカルコラム

2019.01.24

朝香 和直

マーケター朝香 和直

みなさん、本年もよろしくお願いいたします。
(1月も終わろうとしていますが…)

いよいよ東京オリンピックが来年と迫って参りました。
今回はオリンピックでも話題となった「キャラクターとマーケティング」を
テーマに記事を書きたいと思います。

みなさんご存知のとおり、キャラクターを導入することで、
企業の認知や商品の販売促進、イベントの案内役など様々な使い方ができます。

例えば、みなさんは“熊本”というと何を思い浮かべますか?
熊本城や阿蘇山、焼酎に馬刺し、ラーメンなど色々ありますが、
やっぱり「くまモン」ではないでしょうか?

「熊本県」といえば思い浮かぶ有名なものランキング-トップ10
https://kunitori-jp.net/impression-kumamoto
※くにとリサーチより

くまモンは2011年の九州新幹線のPR、地域活性、サプライズでおもてなしをする、
「くまもとサプライズ」運動から生まれたキャラクターです。
それが今では国民的なキャラクターと成長し、経済効果も1,000億以上と言われています。

ではなぜくまモンがこのように成功できたのか?
私なりに考えてみました。

・キャラクターの個性を持たせた
キャラクターの利用用途が多く、バリエーションも増えることで、
多くの世代に支持を得ることができていると思います。
(小さい子からお年寄りにまで幅広く認知される結果となりました)

それぞれのユーザーが捉える「くまモン像」が異なるため、
商品化の際にはマーケティングデータを多く集めることができ、派生商品の展開も数多く生まれました。

・熊本出身の芸能人や知事とのコラボ
くまモン:著名人が持っている影響値を利用しキャラクターPRができる。
著名人:くまモンとコラボすることで熊本への愛を発信できる、好感度が上がる。
メディア:扱いやすい・話題にしやすいため、露出が広がり多くの人の目に触れる。

結果、三方よしのメディア戦略を実施できました。

・利用許諾を受けやすい
県のPR、県産品の販路拡大、県の産業振興等を目的に誕生しているため、 企画コストの軽減ができると思います。
ローカルに多い、中小企業にも使いやすいですね。

もっと多くの理由があるかと思いますが、
私としては上記の3つを挙げさせていただきました。

まとめてみると、
A:コンテンツ(くまモン)が様々な人の手で進化し続けているため飽きがこない。
B:鮮度を維持することで、露出→認知→拡散の「改善のサイクルスピード」が非常に早い。
C:さらに新しい派生商品が広がる、そして受け入れられる。

A・B・Cの流れがより早く繰り返されていることが成功の秘密なのではと考えています。

絶対的な商品力やブランド力を覆すヒントが、
キャラクターマーケティングの中に隠れているのでは…。
第2のくまモンを引き続き探してみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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