SNSを通して「企業としての姿勢」が問われ続ける2020年。

ローカルコラム

2020.01.19

桜井 貴斗

マーケター桜井 貴斗



こんにちは、桜井です。

特にデジタルマーケティング界隈で2年前くらいから言われているのが「バイネーム(=個人名)」での仕事の依頼がどんどん増えてくる、ということです。

それはSNSの台頭によってさらに加速してきています。これまでは「A企業」のクリエイティブを担当した代理店まではわかっても、「代理店の〇〇」まではわかりませんでした。でも今の時代は個人がSNSで「A企業のこんなん作りました!」と発信すれば、誰でも発見できるようになった。結果、その個人に企業が直接DMして仕事を依頼することだってできてしまいます。だからこそバイネームの価値が相対的に高まっている、ということです。

↑のハード・オフの定員がジャンク品で演奏・歌唱し、編集した動画なども、昔はせいぜい少しバズって終わりでしたが、根強いファンが生まれ、店舗にお客さんが集まり、こういった際どい動画を許可したハード・オフ本社の好感度も上がる、というプラス効果が生じています。

ちなみに、ハード・オフの動画は以下の効果があると思われます。

・ブランド認知
(そういえばハードオフって近くにあるな)

・サービス認知
(ジャンク品って手に取ったことないな)

・コーポレートブランドアップ
(こんな自由な動画を許してくれる会社はきっと良い会社だ)

・リクルート
(自由な社風で働いてみたい)

多様性を認める時流と、SNSの拡散力により、全国の共感者を見出しています。
このような個人、企業は徐々に増えています(まだまだマイノリティですが)。

2020年はもっと多様性を認め、さらにそれがSNSも相まってどんどんと広がっていくはずです。コンプライアンスチェックや成功の道などを探り続けていたら乗り遅れてしまうでしょう。常識を飛び越えて、タブーに触れる個人・会社こそが「価値」になってきます。

この流れですが、2000年代初頭のニコニコ動画全盛期に近いと勝手に感じています。MADが流行っていた時代。動画職人や字幕職人がいて、ワイワイ楽しんでいた時代です。今よりもコンプライアンスが厳しくなかったと記憶しているので、おもしろいコンテンツがたくさんありました。

しかし今も負けていません。TikTokやYouTubeでは、音に乗せたダンス・メイク動画が大量にアップされています。10代を中心に、彼ら・彼女らの制作スキル・センスはとても高いものがあります。与えられた枠(お題)の中でも輝けるし、常識の外にもどんどん出ていき、新しい時代をつくっています。こういった「表現の自由」と「表現力」と「表現できる場」がカチッと合わさったのが今、という感じです。

表現できる人こそがこれからバイネームでどんどん仕事をとっていくでしょう。企業にいるからって全然関係ない。役職も立場ももちろんハンデになりません。

個の時代を生き残るために自分自身のブランドを磨いていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Photo by James Pond on Unsplash

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