応援してくれるファンづくり、とは?

ローカルコラム

2019.06.20

三浦 奈生

マーケター三浦 奈生

前回は「スポーツ界にみるファンマーケティング」という記事を書かせて頂きました。
スポーツ界に見るファンマーケティング。

スポーツ界も他の業界と変わらず、新規ファンやリピーターの獲得に苦労し、また力を注いでいるなかで、より重要視しているのは、友達を誘って何度も球場に足を運んでくれる、グッズを買ってくれる、ポジティブな情報を発信してくれるようなコアなファンづくり(ファンマーケティング)なのではないでしょうか?

スポーツであれば、「ファン」=まさに「“応援”してくれるユーザー」。
それは他業界でも当てはまるはずで、自社や自社ブランド、自社商品を好きになって応援してくれるファンを、長い目で大事にコミュニケーションをとっていくことが、結果として企業にとってプラスになると考えます。

ではどのように、そんなファンを獲得し、また増やしていけばいいのでしょう?

ファンを「獲得」するのではない、既にそこにいるファンを「知る」

私はファンは「獲得」するものではない、と考えます。

もちろん自社を応援してくれる人たちを新たに増やしていくことは大切ですが、そもそもどんな人たちがファンになりえるのか、それは今、現にファンになってくれている人たちを知ることから始まると思うのです。

今回、スポーツ関連のマーケティングについて色々調べていたところ、「スポーツを始めて観戦するきっかけ」は「(既にファンである)家族や友人に誘われたから」が多いとのこと。

これは「誘い誘われ」とスポーツ業界では認識されていたものの、実際のコアファンへの「グループインタビュー」などで明らかになったそうです。(確かに私が初めて野球を見に行ったのも、近しい人が「野球って生で見ると面白いよ!」と熱く語ってくれたことがきっかけでした)

ファンは自分が応援するだけでなく、周りの人にそれが好きだと発信するし、素敵な体験があればそれを自然に共有し、周囲は次第にその熱量に動かされます。

いつも買ってくれるお客さんは、何が気に入ってお店に来てくれるのだろう?
自社のSNSをフォローしてくれるお客さんは、なぜ「いいね!」を押してくれるのだろう?
幸いなことに、デジタルを使ったマーケティングが進み、ある程度ファン、ユーザーの動きや趣味嗜好は数値で定量化できることも増えてきました。

加えて、インタビューなどのリアルな声を集めることで、自社の大切すべきファンと、何が強みなのかを把握することが可能だと考えます。

応援してくれる自社のストロングポイントがある程度見えてくれば、今度はそれをいかに伸ばすか。ファンから支持されているストロングポイントを伸ばすことは、結果としてコアなファンにとってもメリットになりますし、ファンがさらに新しいファン候補を連れてきてくれる、そんな好循環が生み出されるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

SNS SHARE