「成長マインドセット」のためになにが必要なのか?

ローカルコラム

2020.04.05

桜井 貴斗

マーケター桜井 貴斗

こんにちは、桜井です。

コロナでの外出自粛によるインプット機会第2弾として、今回は『成長マインドセット』を読んで、心に残った箇所を備忘録としてここに記しておきます。

第1弾:『「仕事ができる」とはどういうことか?』を読んで。


成果を出すには想いを込める

「スキル系の本は、すぐに結果が出そうに見えるので、よく売れていますよね。『5分で彼女を落とす方法』とか。でも、落としてどうするのって感じませんか?そのあとのことを考えたら、愛情や想いがないと意味がないと私は思うのですが」

「ビジネスでも同じで、想いがあって行動し続ければ、能力が身につき、結果が出ます。結果が欲しいがゆえに簡単なスキルだけを身につけようとしたところで、ふるまいや意識が弱い状態では望む成果は得られないんです」

スキルを身につけることが「目的」になっている人と、別の最終目標のためにスキルの習得をプロセスとしてしている人。どちらが成長余力があるかは言うに及ばないと思います。

例えば、企画書をつくろう!としたとき、「見やすい・わかりやすい企画書をつくる」ことが目的になっている人と、「自分が本当に伝えたいこと・通したい企画を伝えるため」に分かりやすい企画書をつくる人、どちらが良いアウトプットを出せるか、という話ですね。

タスクのためにスキル習得をしようとした時点で、その人の伸びしろはグッと縮まってしまうと思います。

アイスバーグモデルを構成する要素

アイスバーグモデルとは成果を出すためには「意識→ふるまい→スキル」の順を追うことが求められる、という理論です。

詳しくは↓を読んでいただくのがオススメです。
売れない営業マンが知るべき、2つのフレームワーク

スキルを磨く「だけ」ではその場しのぎとなりがちで、本当に成果を出したいと考えるのであれば、「自分自身の志とはなにか?」「何を成し遂げていきたいのか?」を明確にして、その志や思想に矛盾しない「ふるまい・習慣・行動」を継続することが求められる、としています。

個人的には「成果を上げたい」と考えて行動するよりも、「自分が思う、自分自身のあるべき像」「自分が持つ志・思想」に沿って行動を続け、足りないスキルを身につけることで成果に繋がってきた、という感覚です。



悩みの原因を知らなければまた繰り返される

「よく言われる『隣の芝生は青く見える』ですね。確かに環境を変えることによって、結果的に良くなることはあるとは思います。でも、決断ポイントのあとで、ブレーキを踏んでしまう思考は、環境を変えたあとも残ってしまうと思いませんか?」

「確かに、悩んでいる人って、悩みの原因となる環境を変えることができても、次の悩みや新たな問題が発生したときに、思考パターンが変わっていないから、同じことを繰り返してしまいそうですね。」

転職や部署異動を検討している人や、なにかに悩んでいる人、すべてに共通することだと思います。

結局、人間関係に悩んで転職・異動したところで、「なぜ合わないのか?」が解決されない限りは次の環境でも同じような問題に直面するはずです。また給与や待遇改善を求めて次の職場に移ったとしても「なぜ自分の給与・待遇が上がらないのか?」が分かっていなければ同様でしょう。

一時的に問題は解決するかもしれませんが、5年(実際はもうちょっと短いかも)スパンで見れば成長せず、逆に逃避を繰り返してしまう可能性もあります。

だからこそ、人間関係であれば「自分と他者は違う」と相手を受け入れた上で「じゃあどうすればうまくいくか」を考えればいいし、給与・待遇であれば「なにを以って給与・待遇が上がるのか」を理解した上で、成果や業績であれば「今の環境で圧倒的な成果を出すにはどうすればいいか?」を考えることで、足りない部分を努力していけばいいんだと思います。

要するに悩みに対するイシューをきちんと押さえることが大事、ということです。

当事者意識が低い人は自分の損得だけ考えて生きている

「おっしゃるように、最近の世の中では自分にとって損か得かで物事を判断し、行動してしまう傾向が強くなっているような気がしますね。

でも、当事者意識が高いと、単純に自分の目先の損得というより、長期的な自分の成長やその成長によって、チームや会社、お客様や社会のプラスになるという視点で行動できるようになるんです」

これはたしかに!と思いました。

当事者意識とは自己責任・自責の念が強い人、とも言い換えられると思いますが、結局は「ここまでは自分の責任、ここからは私の責任ではない」と考えてしまうと、物事がタスク化され、「機械的な作業」になってしまうことがあると感じています。

機械的な作業すべてを否定するつもりはないのですが、もったいないな、とも思います。

一時的に生産性は高まると思いますが、自分の業務以外に興味関心を持たないことになり、興味関心を持たないことにより「あれもやってみよう、試してみよう、勉強してみよう」という気概が失われて、自分にできることを狭めてしまっているように思えるからです。

当事者意識が高い人は業務領域に際限がないため、いろんなことに手を広げていきます。

そうなると興味関心の視野が広がり、知識・情報が血肉として身についていきます。そうなると「あ、この前やったことがある」「前回聞いた話だ」と点と点が繋がることが多くなり、結果的に業務領域が広がり、できることが増え、人に聞かず・悩まずとも自力で乗り越えられる力が身に付いてくると思います。

だからこそ、損得で物事を判断せず「とりあえずやってみよう」精神でチャレンジしていけば、自分自身をもっと成長させることができるんじゃないかと感じています。

悩みを減らす5つの方法

悩みを減らすには5つのポイントがあるとされています。



ここではそれぞれ詳しくは説明しませんが、先ほどの「当事者意識」「損得」の話とリンクする部分が多分にあると思います。

「なぜ自分がブレーキ(思考停止)をかけているのか?そもそも思考停止していることを自覚する」ことから始まり、その後、「ブレーキを踏まない覚悟をする」。これはなぜ悩んでいるのか?がわからないから思考停止してしまうのであって、悩みの本質を理解できれば踏み出せる勇気が出てくる、ということでもあります。

その後、ストレスの源泉である「他責」を排除し、結果に期待せず、自分自身の行動にだけ、期待を込める。

関心・影響の輪を認識し、「自分に直接影響のないこと(関心の輪)」「自分に直接影響のあること(影響の輪)」を正確に捉え、行動に落とし込む、ということだと解釈しています。

以上!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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