観光地が「あるべき姿」になるために必要なことってなんだろう?

ローカルコラム

2020.01.22

朝香 和直

マーケター朝香 和直

こんにちは、朝香です。

前回の記事で熱海の観光客でペルソナを作成してみましたが、今回は観光地(熱海)に住んでいる私が思う、今後の観光地の課題について記事を書いてみたいと思います。

前回記事:あなたは熱海のどこが好き?

観光庁が発行した「平成29年度旅行・観光消費動向調査」によると、

○平成29年の日本人国内旅行消費額は21兆1,130億円(前年比0.8%増)となり、うち宿泊旅行が16兆798億円(前年比0.3%増)、日帰り旅行が5兆332億円(前年比2.3%増)

○日本人国内延べ旅行者数は6億4,751万人(前年比1.0%増)となり、うち宿泊旅行が3億2,333万人(前年比0.7%減)、日帰り旅行が3億2,418万人(前年比2.8%増)

○日本人国内旅行の一人1回当たり旅行単価は、宿泊旅行が49,732円(前年比1.0%増)、日帰り旅行が15,526円(前年比0.5%減)

市場自体も昨年より活性化しているそうで、国内での旅行が増えていることと、日帰り旅行の需要が前年比2.3%増となっていることが顕著です。

日帰り旅行が増えて想定されること

・旅行先での消費単価が下がる(宿泊施設や飲食店)
・行き帰りの時間が重なることで交通インフラが麻痺(渋滞)
・新店OPENが増加して競合が増え、売上が下がる。もしくは入っている店と入っていない店が二極化する。

★「リピートする仕組み」を作らなければ2回目以降はまた別の旅行先へ行くこととなってしまうのでは?そうなると、常に新規顧客の獲得をし続ける必要があります。

課題:新規顧客を獲得し続けるためには?

①常に話題性のある情報を作り上げなければいけない

今はメディアよりもSNSの方が拡散力も高く、多くの方の情報入手手段となっています。であれば集客側はどうするべきか?

自社のお店でインフルエンサーを育成してみてはいかがでしょうか。例えば、テレビや雑誌ではない、地元の人しか知りえないような情報や撮影スポットなどを定期的に配信しフォロワーを増やしたり、来店したお客さま全てと写真撮影をしてその写真を自身のSNSに投稿するなど、より多くの方とつながり、拡散スピードが上がり、結果お店の話題性につながると思います。

②新規顧客のいる属性や地域への宣伝活動を実施

広告を活用しているのであれば、同じメディアやターゲットにするのではなく、新しいメディアやターゲットを設定し新規開拓をする必要があるかと思います。そのためにも自社を選んでくれているお客さまはどういった所を選んでくれているのか?今一度自社のターゲットたペルソナを考える必要があるのではないでしょうか。

③地域の協力を得る

観光地に住んでいる人の中には生活インフラを遮られることから、観光シーズンを嫌がる方も多いはず。こうした地域の方の協力がない観光地は何をしてもうまくいかないと思います。

道路を譲らない、お店の場所を聞いても感じ悪く答える、そんなことがあっては嫌な思い出を観光客に与えてしまいます。なので観光シーズン以外には地元に住んでいる方達が楽しめるようなイベントを開催し、接点をより強くする必要があると思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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