ローカルでリモートワークが進まない私なりの仮説。

ローカルコラム

2020.06.10

桜井 貴斗

マーケター桜井 貴斗

こんばんは、桜井です。

ちょうど先日、こんな記事を目にしました。


(記事より)
「今後テレワークを行いたい」と答えた営業職の人からは「無駄な会議が無くなった」「上司への忖度をしなくてよくなった」といった声が上がった。

一方、“出社派”の人からは「営業は会ってこそ。対面じゃないと熱意や人間性を伝えられない」「オンライン商談では客をコントロールできず話を進められない」といった意見も寄せられた。ちなみに、「今後テレワークは行わず出社したい」と回答した営業職の年齢構成についても分析したところ、40代以上が71.7%と過半数を占める結果に。やはり、上の世代ほど「職場で働く」ことへのこだわりが強いと言えそうだ。

「営業は対面で会わなければならない」「オンライン商談では顧客をコントロールできない」。これらのコメントはすべて「過去の自分を肯定したい」と考える現状維持バイアスだと思っています。 ローカルはこの「現状維持バイアス(過去や経験を無意識に尊重するカルチャー)」「年功序列社会(能力ではなく歳をとっている人が会社で偉い)」が強いが故にリモートワークが一向に進まないんだと考えています。


変わりたくない人が大多数の世の中

twitterでポジティブかつニュータイプの人ばかりをフォローしていると、コロナになって多くの理解者がいる!と思ってしまいそうになりますが、実はそんなことはなく・・・。

基本は「変わりたくない」人の方が多いはずです。なぜなら同じことをしていた方が何も考えなくて済むからです。

何も考えずに同じ時刻に起きて、何も考えずにシャツ・スーツ・革靴を履いて、何も考えずに会社に向かって仕事をする。そこに疑問を挟む余地がない人が多いんです。

そんな中、山口周さんのツイートが目に入りました。



何も考えていないはずの行為が、withコロナの時代には命懸けになってしまった。ただ、思考停止した人たちにとって「会社に行かない」という選択肢はない。なぜなら「行かなければいけない」というルールが頭の中にインプットされているからです。


地方企業のほぼすべての管理職はメンバーシップ型マネジメント

私は3年前からジョブ型にシフトし、リモートワークも同時に進めていたため、今回のコロナによっても仕事のスタイルを大きく変えることなく仕事をすることができています。

しかしメンバーシップ型で仕事をしてきたローカル企業のオールドタイプたちは大騒ぎです。

「目が届かない中でのマネジメントはどうする?」「クライアントのWebリテラシーが足りないからZoomが使えない」などなど、コントロールできないことが増え、ストレスを抱えているようでした。

そもそも管理職の仕事は「部下を監視」することではないし、Webリテラシーが足りない顧客に、Webの知識を分け与えるわけでもなく、逆に食い物にしていた己の営業戦術に問題があるわけで、beforeコロナの時代から「とっくに終わっていた仕事の進め方」を強引に続けていたツケが回ってきた、としか思えません。 山口周さん的に言うと「クソ仕事」しかやっていなかった、というわけです。



本当に解決すべきはクライアントの悩みである

オールドタイプの管理職が上の顔色ばかりうかがって、玉虫色のクソ仕事ばかり行った結果、現状維持バイアスにかかってリモートワークを否定している、というのが地方企業の実態ですが、ではどうすればいいのか?について考えたいと思います。

ズバリ、「クライアントの悩みを解決すること」をイシューにして活動すればいいんだと思います。

なぜならば、クライアントの悩みを解決すれば高い評価をいただき、利益貢献ができる。クライアントの利益が高まれば、また新しい仕事をもらえ、さらに他の企業を紹介していただけるかもしれない。その結果、自社の利益が高まり、儲かる。これを続けるだけでいいんです。

朝出社することが「クライアントの悩みを解決」できますか?狭い会議室にぎゅうぎゅうに人が集まれば「クライアントの悩みを解決」できますか?PCのカメラを常にONにしてディストピアリモート世界をつくることが「クライアントの悩みを解決」できますか?

本質はクライアントの悩みを解決するために理想的な環境・組織/チームになっているかどうかが問題だと思うんです。

誰のためかわからないクソ仕事を今すぐやめて、ローカルの企業がクライアントの悩みを解決することを第一に実践すれば、結果的にリモートワークが広まってくると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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