新型コロナウイルス感染症から考える「求人広告」について。

ローカルコラム

2020.03.21

古川 悠作

マーケター古川 悠作

こんにちは、古川です。

新型コロナウイルス(COVID-19)被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウィルスによる内定取り消しの学生を採用する企業の動きが相次ぐ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、この春卒業する高校生や大学生の内定が取り消されるケースが出ています。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、18日時点で、この春卒業する高校生や大学生など合わせて21人の内定が取り消されたということです。

【ニュース】コロナで内定取り消し、13社21人宿泊・飲食が最多

一方で、企業の間ではこうした学生らを対象に採用活動を始める動きが相次いでいます。 家電量販店のノジマは、来月入社する予定のおよそ300人に加えて、内定が取り消された学生らを対象に採用活動を始めました。採用人数に上限は設けず、通常は2回行う面接を1回に減らすということです。

ノジマの新卒採用グループの担当者は、「選考は通常およそ1か月かかるが、今回は数日のうちに内定の連絡を差し上げたい。目標を持って努力できる人、新しいことにチャレンジできる人にぜひ来てほしい」と話しています。

また、外食チェーンの松屋フーズは、内定を取り消された学生らを10人採用する計画、眼鏡専門店を展開するビジョンメガネは、ウェブでの面接も活用し、通常よりも短い期間で選考を行いたいとしています。

「未来ある若者のため 少しでも力に」愛知県稲沢市に本社を置き、東海地方を中心にアピタやピアゴなどの総合スーパーを展開する総合スーパーの「ユニー」は、こうした学生の採用に乗り出すことを決めました。

発表によりますと、ユニーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、内定を取り消された学生を対象に、今月23日から6日間、就職を希望する学生からの応募を受け付けるそうです。

採用人数の上限は設けず、1回から2回の面接で、採用するかどうかを判断するとしていて、採用が決まった学生は、来月1日に店舗の運営などに当たる総合職として入社するということ。ユニーでは、流通業界の競争が激しくなる中、優秀な人材の確保が急務となっていて、「未来ある若者のために少しでも力になれればと考え、特別に採用を行う」としています。

コロナにより、アパ時給相場にも変動

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で内定の取り消しはもちろん、アルバイト、パートにも影響が出てきています。

マイナビは3月12日、アルバイト募集時の平均時給データ(2020年2月度)を発表しました。

2月の全国平均時給は1,111円(前月1,114円、前年同月1,060円)で、前月から3円減り、最低賃金が改定された2019年10月以降毎月増加し続けていましたが、5か月ぶりの減少となりました。



職種別平均時給の前年同月比では16職種(大分類)中、15職種が増加。最も増加したのは「クリエイティブ・編集」で、+19.5%の1,083円(前年同月906円、+177円)。

一方、全職種の中で唯一「イベント・キャンペーン」のみが減少しました。同職種は前月比でも減少率が2番目に高くなりました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、イベントの中止や規模を縮小させていることから、アルバイトの求人ニーズにも影響を与えていることがうかがえる結果となりました。



【調査概要】
・調査期間:2020年2月1日(土)~2020年2月29日(土)
・集計対象データ:該当月に、弊社アルバイト情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人情報から、下記除外対象データを除き集計
※除外対象:給与区分が時給以外、給与金額が3,001円以上、雇用形態がアルバイト・パート以外
・集計対象エリア:全国47都道府県

新型コロナウイルス感染症から考える求人広告の改善案

個人の考えとしては、業界・業種によってまた、求人ニーズの有り無しも含め、いろいろな視点から考えなければならない1つが求人広告だと思います。

飲食店においては、新型コロナウイルス感染症の影響で集客、売上が減少してしまっていて、死活問題となってしまっているところもあります。

一方で、新型コロナウイルス感染症に伴い、休校措置などによる影響で急な欠勤、人手不足により通常営業や運営が厳しい状況にある飲食店があるのも事実です。

その最中、パート・アルバイトの在職者の中には、店舗の来客数減少や営業時間縮小により勤務日数が減り、収入にも影響が出ている方も少なくはないと思います。

逆にこれから仕事を探す「求職者」側からすると、新型コロナウイルス感染症のような緊急事態の時でも安定した収入が得られる店舗・企業で働きたいと思うのが自然の流れだと思います。

そこで、求人広告を出す店舗・企業にとっては、今が重要な時期、チャンスだと考えます。

もちろん、求人が必要の無い店舗・企業もあると思いますが、こういった状況だからこそ店舗・企業をPRする絶好の機会だと考えます。

先だって話をしたように、求職者は外的要因に左右されずに、安定した収入を得たいと考えている人が多く、またこの時期は、新型コロナウイルス感染症の影響で、パート・アルバイトの仕事ができずに空きの時間が出来てしまっている状況のため、求人広告をしっかり見てもらえるチャンスでもあります。

この機会に、店舗・企業として、新型コロナウイルス感染拡大が起きている中でも安定した収入が得られることをPRして、店舗・企業のイメージUPを計れるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

SNS SHARE