「タレント」と「ブランディング」は深くつながっている。

ローカルコラム

2020.10.13

朝香 和直

マーケター朝香 和直

こんにちは、朝香です。

ようやく涼しくなってきた昨今、皆様どう過ごされていますか?

私は先週の記事で書いたようにソファを新調し、週末はそのソファで撮り貯めておいたテレビ録画を見ることにハマっています。

前回記事:ニーズを見つけるには「不」を探すことから始めよう。

数年前まではあまりテレビを見る習慣がなかったのですが、マーケティングやブランディングといった業務に携わっている中で、放送されているテレビを改めて見ていると、「タレント」ってすごいなと感じることが多く、今回は「タレント」と「ブランディング」について記事を書いてみました。

皆さんも聞いたことがある言葉だと思いますが、「セルフブランディング」や「エゴサーチ」といった言葉、耳にしますよね?

簡単に言うと、

セルフブランディング=自分自身を一つのブランドとして確立していくこと
エゴサーチ=自分自身がどう世間から思われているか調べること

「これってもうマーケティングとブランディングでは??」という話です。

タレントとは究極のマーケターであり、(自分自身の)ブランドの体現者なのではないか…。

そう思っている中であるお笑い芸人さんをヒントに、マーケティングとブランディングを考えてみました。


お笑い芸人の「出川哲郎」さん

かつては抱かれたくないタレントで不人気キャラとしてテレビで注目をされていましたが、今はどうでしょう。

好感度も高く、わが娘も週末になると出川さんが見ているバラエティを楽しみにしています。

出川さんがすごいと思うポイント

①芸がブレない ②常にオンリーワン ③人の悪口を言わない

以下にそれぞれの理由をまとめてみたいと思います。


①芸がブレない

新しい芸人も増え、お笑いのトレンドもその時々で変わっている中でブレずに芸風を変えていません。

変えないことで「〇〇といえば出川さん」のように、「ユーザーが求めていること」と「自身の武器」がずっと近い位置関係にいられるのは、とても凄いことだと思います。

これぞまさにブランディングだなと思います。


②常にオンリーワン

ブランディングができているからといって、オンリーワンである訳ではありません。

なぜなら、常にユーザーのニーズは変わるからです。そのため、テレビに出たり、ラジオに出たり、最近だとYOUTUBEへ進出するタレントさんも多いかと思いますが、出川さんに至っては主戦場をテレビから変えていないように思います。

私たちも年齢や環境によって情報を入手する手段は変わっていきますが、必ずテレビからの情報をどこかで目にするはずです。

そんな時に、出川さんをテレビで見たとしても常に変わらないブランドを貫いていることから、常にそこにいてくれる「安心感」や笑わせてくれる「満足感」はオンリーワンなのではないでしょうか。


③人の悪口を言わない

よくテレビを見る私ですが、出川さんが他のタレントさんの悪口を言っている姿ってあまり想像ができません。

むしろ言われているイメージの方が多いくらいです。以前までは好感度が低い芸人でいたことや、扱われ方などから見て不満も多いはずと思うのですが、テレビに出ている出川さんから悪口は不思議と聞かないのです。

こうした点から、自身の芸を磨く、オンリーマンであり続ける姿勢に共感を持ち、自然と応援したくなっている自分がいます。


以上の要素からマーケティングとブランディングを出川さんに例えて考えると、「安心感」「満足感」「共感」「応援したくなる」といった5つの「感」で感じる要素から、「〇〇といえば出川さん」のようなブランド再生がなされているように思います。

この5つの「感」で感じる要素が非常に重要だと考えています。

今後、様々な企業が販促活動を実施していく中で「何をしたいか」だけではなく、ユーザーのどこに、何を与えたいか、どう感じてもらいたいか、がブランド確立のヒントになるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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