コロナショックを乗り越える農業の未来とは?

ローカルコラム

2020.04.29

桜井 貴斗

マーケター桜井 貴斗

こんにちは、桜井です。

昨日のNewsPicks「THE UPDATE」のテーマは【コロナショックを乗り越える農業の未来とは?】でした。





現在、全国各地の農業求人サイトを運営する立場として見なければ!と思い、視聴してみました。

◎参考:こんなサイトをつくってます
・未経験からはじめる静岡の農業
・ぶっちゃけ農家で働くってどんな感じ?
・農家の仕事をもっと知りたい!

既視感のある対立構図

視聴して感じたのは、アグリテックの対立構図はビジネスにおける「IT化推進派」と「ついていけないおじさん方」に似てる、、、ということです。

最近のトレンドだと「ハンコ文化」や「アンチリモート(出社が正義だ!)」と考えているような、いわゆるメンバーシップ型の考えを持った方たちです。

そんなメンバーシップ型の方に「これからはITの時代なのでそんな働き方はやめてください!」とIT推進派が出てきたところで、真っ向から立ち向かってしまうと派閥ができてしまいます。お互い相容れない形となり、組織が分断され、結果ITが進まない。。(みたいなイメージです)


決定的に違うのは、農業において「仕事についていけない」という前提では全くない点です。農業はまだまだ職人の世界。特にローカルは農業法人以外は推進派は少ないように感じます。

アグリテックの推進はもちろん必要ですが、まずは職人である農家さんをリスペクトし、人とITをどう融合するかを議論することからはじめたいと思っています。

いまはコロナの影響で外国人は日本に来れないし、農家さんも高齢化(平均年齢70歳弱)しているため、若い力やアグリテックの推進はマスト。私はHR領域(パートさん・新規就農者)で支援をしていますが、テックで解消できるものはそれで全然いいと思いますし、人とテックのハイブリットで進めていきたいと考えています。

農業こそ、ブランディング(集客)と制度作りが必要

農業は楽しい!かっこいい! 儲かる!モテる!というイメージを伝えながら、「農業を日常に」していくことが求められると感じています。私も微力ながら、農業にマーケティングとブランディングの種をまき、芽を出せるよう尽力していきたい。

静岡県の場合、新規就農者の5割がは3年以内に辞めてしまうらしく、新しく始める数を増やすのはとても大事だけど、辞めてしまうケアをしていかないとどんどんやせ細ってしまうとも感じています。

例えば、全国で就農歴に応じた農家間のオンラインコミュニティをつくり、コミュニティ内でノウハウを提供し合ったり、メンター制度を取り入れて、精神的なケアなども行えるといいなぁと思っています。

ポジショントークになってしまいますが、JAや行政の農業部門にビジネス・クリエイティブ・テック・マーケ系の人材を民間から副業募集するのもありかな、と感じています。

半年~1年間くらい支援に入れば、少しずつ変わっていくはず。農業にこそ、BCT人材が必要だと強く感じます。

農業は伸びしろしかない、それは昔から言われていること。しかしそれと同時に伸びしろだけ残して衰退してしまうリスクも抱えています。だからこそ、考えついたアイデアはすぐに実践し、少しずつ変えていこうと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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