なぜ子どもはYOUTUBEを見て購買意欲が高まるのか?

研究レポート

2019.02.08

桜井 貴斗

マーケター桜井 貴斗

こんにちは。桜井です。

私には3歳になる息子がいるのですが、
ご多分に漏れず、YOUTUBE漬けとなっています。笑

家の中にはもはや収納する場所を失った
トミカ・プラレールが所狭しと並べられています。

週末に家族で出かける際、車移動していると、
息子がやたらと車種に詳しい。
さらに、TVに映る電車の名前を言えるようになっている。
(それもローカル線ではなく、東京メトロ)

…なぜだ??

たまたまYOUTUBEを開き、再生履歴を見てみると、
トミカシリーズの紹介動画や、電車撮影動画がずらり。

そうです。

息子はYOUTUBE動画を見て、オフライン(路上)で実物を発見し、
私にトミカやプラレールをねだっていたのです。

さすがデジタルネイティブ世代…
で片づけるのではなく、
この一連のアクションには深い示唆があると感じました。

それは、
もはやTVCMやWeb広告を介すことなく、
プラットフォーム内のコンテンツ(のみ)が購入のトリガーになっている、ということです。

デジタル領域のプロモーションを扱っている身からすると、
「もはや広告で人を動かすのは前時代的なのか…」と感じてしまいますが、
あくまで「訴求手法とチャネル」が変わっているだけだと解釈しています。

これまで:TVCMやWeb動画広告のようなプッシュ型の訴求
これから:実体験している等身大の訴求

おもちゃ系のYOUTUBERの動画を見てみると、
コンテンツマーケティングというよりはアフィリエイトに近い訴求なので、
より購買を促進させる内容となっていました。
※個人的にはバイクや車の新車インプレッションに近いなぁと感じました。

ただし、TVCMやWeb動画と比較して決定的に違う点があります。
それは「コンテンツに嘘がない」ということです。

某タレントさんもこんなことを言っていました。
「TVタレントは嘘をつくのがうまいから商品購入の参考にならない」と。

これまで通り「認知・浸透・興味喚起」が目的であれば、
多少の誇大広告も許されていた時代から、
「よりリアルで等身大な姿」が共感を得るようになったということです。

だからこそ、素人のリアルなコンテンツを見て、
我が息子は幼いなりに購入の衝動に駆られ、CVしたのでしょう。
(そしてその熱意に負けてお金を使いまくっている私)

YOUTUBERが近年の子どもがCVに至るトリガーを
逆算したコンテンツ設計をしているのだとしたらすごいですね。
ただ、間違いなく時流にあっている取り組みとなるため、大変参考になりました。

私自身も売り込みの訴求だけではなく、
よりリアルな、等身大のコンテンツ設計を心がけ、
共感性の高い企画を作っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

SNS SHARE